寺内廃寺を後にした私たちは、先ほど左折した鹿野町の中心部まで戻り左折し、少し行った先で右折、更に少し行った先で左折し、道路地図に石仏の道という表示の見える県道304号線に入りました。塔に魅せられる以前、石仏に魅せられた時もあった私は、どんな道なのか楽しみにしていたのですが、何の標識もなく通過してしまいました。やがて道は県道191号線となりますが、少し行くと湖山池近くの松原という所に至りました。そこで右折し、湖山池を視野の左に入れつつ、再び県道21号線となった道を進みました。すなわち、鹿野町から県道21号線を進んだ方が近道だったのですが、「石仏の道」とあるのに惹かれて遠回りをしたわけです。
ところで、「鳥取県の歴史散歩」を見ますと、JR山陰本線の「湖山駅から南へ約一五分歩くと湖山池の湖畔に天神山と宇山がある」(ルビ省略。以下、同書からの引用文について同じ)とあり、更に「宇山にある仙林寺という地名は定額寺(平安時代の官寺)になっていた浦上山仙林寺の故地で、991(正暦2)年に創建され、典雅な三重塔は16世紀初めまで建っていた」とあります。
でありましたので、上の書に「湖山池周辺の史跡」とある地図に「仙林寺跡」とあるのを頼りに、その辺りではスピードを落として、それらしい所や標識がないか探したのですが、判らぬまま通過してしまいました。
県道21号線を更に行きますと、やがて国体道路という信号に至りますが、そこで右折して国道53号線を南下しました。
そして私たちは、「Y文書」に「古海の信号をすぎて、はじめての農道を左に入って150mほど走ると右の田の中に見える」とあります菖蒲(しょうぶ)廃寺に至りました。そして、車を農道に置いて、田の畦道を辿って菖蒲廃寺へ向かいました。
鳥取市教育委員会によって立てられた「菖蒲廃寺塔心礎石」の説明板には、次のように記されていました。
菖蒲廃寺跡の遺構は確認されていないが、蓮華文軒丸瓦、軒平瓦等の瓦類や、須恵器、土師器、黒色土器等の土器類がこの周辺で見つかっており、古代寺院のあったことがうかがえる。創建年代は、遺物等から七世紀後半とみられる。
この礎石は、その寺院の仏塔の建物の中心柱を立てた台の石で、中央の孔の中には仏舎利を納めたものである。
この孔に溜まった雨水で疣を洗うとたちまちに落ちると信じられていることから、俗称「イボ水さん」と呼ばれている。(ルビ省略)
心礎には、穴から水が流れ出るように溝が刻まれていますので、斜めになった所に水が溜まっているだけで、穴の様子は見ることができましたが、舎利孔までは確認できませんでした。
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