2008年11月20日

興隆寺の三重塔に昇る

 五重塔、三重塔をめぐる旅にあっても奇遇なことですが、興隆寺の三重塔に昇ることができたのです。
 時を確認しておきますが、興隆寺を初めて訪れた平成7年の5月8日のことです。三重塔へ行きますと、塔の初重の扉が開いていました。中を覗きますと、清掃に余念のない上品な感じの婦人と男性の姿が見られました。聞けば、明日、県による塔の調査があるとのことでありました。私は、まさに千載一遇のことでありましたので、ご婦人に、内部をこっそり拝観させていただけないかと言いますと、まだ掃除を始めたばかりで汚れているが良いですか、と言って下さり、構わないと言いますと、ならば、こっそりね、と、にこやか笑顔で応えて下さいました。そんなわけで、思いがけなく塔の内部に入ることができ、本尊の大日如来坐像も拝することができました。そして、二層目へ昇れる梯子のようなものがありましたので、ちょっと昇ってみてよいでしょうかと聞きますと、ちょっとね、と再び微笑を浮かべられたのです。
 二層まで昇りますと、三層へ昇る梯子とも言えそうもないものがありました。内部は暗く手探りで三層まで昇りましたたが、普段はめったに開けることもないでありましょう塔であれば、当然のことながら埃だらけで、蜘蛛の巣と鼠の糞のようなものにまみれての拝観となりました。しかし、そんなことに構っていられません。あまり長居をして、この願ってもないチャンスを与えて下さった方に、ご迷惑をかけることになってはと思いつつ、三層の縁の外に出た私は、塔からの眺めを楽しみ、写真を何枚も撮りました。一つだけ残念に思いましたのは、三層の柱の部分に落書き、それも金属製のもので彫ったものがあったことですが、かつては昇らせることもあったのでしょうか。
 下りは足元に気をつけながら、ゆっくりと降りてきましたので、眼が暗さに馴れて、心柱や垂木の端が輻輳している塔内の様子を観察することができました。島根県安来市の清水寺の三重塔は、最初から昇らせることを考慮に入れて建てられたものでありますので各層の内部は整然としていましたが、こちらは普通に建てられた塔であり、外部から眺める垂木の線の美しさは塔の魅力の一つでありますものの、内部がこんな風になっていることを自分の眼で見たのは初めてでした。このように塔の内部へ入り三層目まで昇れ、いろいろと拝観できましたのは、たまたま県による調査が行われるという前日に行き合わせたからでありますが、時期的にみて、その時の調査の結果、町(市)指定から県指定の文化財に格上げになったのではないでしょうか。とすれば、この三重塔との最初の出会いは、一つの画期であったわけです。
 許可して下さったご婦人に丁重に礼を述べ、興隆寺を後にしたのですが、明日は、また寄り道となります。

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posted by 60歳半ばを過ぎた山ちゃんですよー at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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